テストの答案を見て、「あれだけ勉強したのに、どうして覚えていないの?」と感じたことはありませんか。本人も、机に向かう時間はそれなりにあった。それでも結果に出ない。こうしたとき、つい「この子は暗記が苦手なんだ」と考えてしまいがちです。
けれど、覚えられないことの多くは、才能ではなくやり方の問題だと、ラクオボでは考えています。
学校では「覚え方」を習わない
学校では、何を覚えるかは教わります。けれど、どうやって覚えるかを教わる機会は、ほとんどありません。結果として、多くの子が「何回も書く」「何回も読む」という方法だけで暗記に向かっています。
この方法が合う子もいますが、合わない子にとっては、時間をかけても残らない、つらい作業になります。それが続くと、「自分は覚えられない」という思い込みにつながっていきます。
脳は使うほど伸びる
頭の良さは、生まれつきだけで決まるものではありません。脳は、使うほど伸びると言われています。くり返し練習したことは、脳の中の回路が太くなり、速く、確実に思い出せるようになります(これを「ミエリン化」と呼ぶことがあります)。
つまり、覚え方は「練習すれば身につく技術」です。今うまく覚えられないのは、その技術をまだ練習していないだけかもしれません。
保護者ができること
- 「覚えられない子」と決めつける言葉を、なるべく使わない
- 何時間やったかより、どうやって覚えたかを聞いてみる
- うまく覚えられた教科があれば、そのやり方を一緒に言葉にしてみる
ラクオボの講師・中谷英峰も、中学2年の夏休みに「例文1000を覚える」という宿題で、ラクに覚える方法を自分で実験したことが出発点でした。やり方が変われば、結果は変わります。
このコラムでは、家庭でも試せる覚え方を少しずつ紹介していきます。